中東、サウジアラビアの文化習慣、ワーホリなど海外での異文化体験を書いています。

サウジアラビア建国記念日に、日本の花火がジェッダで開催なぜ?|スターアイランドとは?

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サウジアラビアで日本の花火がなぜ?
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サウジアラビア在住35年以上。孫沢山のアラカンです。ここ2年ぐらいでサウジアラビアの政策がガラリと変更。女性の運転解禁、宗教警察がいなくなった、エンターテイメントの受け入れオーケー。世界遺産5個もあるサウジは、まもなく観光ビザを解禁します。このような規制の多い世界でどのように生きてきたのか?住めば都とはよく言ったものです。

サウジアラビアの建国記念日にジェッダで開催された日本の花火スターアイランドとは?

サウジアラビアの建国記念日に日本を代表してジェッダの夜空を飾った「スターアイランド」。

「スターアイランド」って何?初めてその名前を聞いた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

私もはじめて、その名前を耳にしました。

花火と聞けば、「隅田川花火大会」とか「秋田の大曲(おおまがり)の花火」が浮かんできますが。

スターアイランドは、2017年に作られたホヤホヤの近未来的な花火なんです。

しかしそれにも関わらず2018年12月31日に初めて海外遠征のシンガポールで大成功を収めました。

そして2019年9月23日には、サウジアラビアのジェッダで30万人の観客を魅了しました。

2019年12月31日には、再びシンガポールで公演の予定です。もうすでにチケットは、完売しています。
続く2020年12月31日にも同じくカウントダウンイベントにて3年連続の開催が決まっています。

この花火の特徴は、打ち上げ花火をバックに、最新のテクノロジーや3Dステージサウンドを駆使してサーカス並みな演技を披露することです。

夜空にまたたく豪華な花火を楽しみながら、みなさんを異次元の世界に導きます。

またこの記事では、なぜサウジアラビアの建国記念日に「スターアイランド」が召喚されたのかを説明しています。

スターアイランドの主役、音楽シンクロパイオニア花火師とその会社は?

「スターアイランド」の主役は、なんといっても日本の伝統的な打ち上げ花火
2018年12月31日に初めての海外遠征シンガポール。
2019年9月23日には、サウジアラビアのジェッダで30万人の観客を魅了しました。

このような世界で素晴らしい成果をあげている「スターアイランド」で活躍している花火師たちは、どんな人たちでしょうか?

全国花火競技大会で実績のある音楽シンクロ花火のパイオニア花火師や会社をご紹介します。

  • スターアイランドの名人花火師は、紅屋青木煙火店の社長である青木昭夫
    秋田県大仙市「全国花火競技大会 大曲の花火」と茨城県土浦市「土浦全国花火競技大会」で
    内閣総理大臣賞を受賞、音楽シンクロ花火のパイオニア。

 

  • 昭和29年創立の老舗マルゴー株式会社
    玩具花火、打ち上げ花火、特殊効果花火など多種多様な花火を創作している。
    音楽と特殊効果花火と打ち上げ花火をコンピューターで制御した「花火ミュージカル」は好評。
    今までの実績では、引田天功イリュージョン、甲斐ブランド花火(桃の花)、プロ野球オールスターゲームなどで花火を創作。
    土浦全国花火競技会のスターマインの部で優勝、内閣総理大臣賞受賞。

 

  • 150年以上の歴史を持つ老舗の丸玉屋小勝煙火店
    東京を基点として花火の製造・打揚を行ってきている老舗。
    「江戸」の伝統、「東京」の革新を併せ持った「江戸・東京スタイル」の心意気がコンセプト。

以上、日本の花火産業を代表する3社のコラボによりこれからどのように「スターアイランド」が日本や世界で羽ばたいていくのか楽しみですね。

スターアイランドの最新テクノロジー3Dステージサウンドとライティングとは?

スターアイランドのWEBサイトを見ると「3Dステージサウンド」と「ライティング」と言うことばが目に付きます。
これは、最新テクノロジーの音響効果と照明技術によるものです。
以下に詳しく説明します。

3Dステージサウンドとは?

3Dステージサウンドは、脳科学理論と音響テクノロジーを高度に融合させた3Dサウンドエンコードソフトウェア。
コンパクトな2つのスピーカーから想像できない立体的音響空間を生み出すスピーカーです。
映画館や劇場を超える未体験ゾーンの音響効果があります。

映像コンテンツだけではなく、音楽、ゲーム、スポーツ鑑賞などでも臨場感あふれる音響効果を体感できます。
世界初HDM1対応3Dサウンドアクティブスピーカーです。
Blu-ray、DVD、WEBストリーミング映画配信など既存動画コンテンツのサウンドトラックをリアルタイムに3Dサウンド変換します。

「スターマイン」の広い会場には、数百の3Dステージサウンドスピーカーが設置されるので、野外でもまるで映画館にいるような異次元空間を楽しめます。

スターアイランドのライティングとは?

writing(書くこと)ではなく、ライティング(Lighting)です。
照明という意味で、舞台や映画・写真の撮影のために行う照明のことをさします。

「スターアイランド」では、ライティングアーティストのYAMACHANG (ヤマカン)とREALROCKDESIGN(リアルロックデザイン)がプロデュースします。

ライティングアーティストのYAMACHANG (ヤマカン)とは、

アナログ機材から最新照明システムを駆使し、型にとらわれない幅広い表現を目指すYAMACHANGは、ライブアーティストやDJの世界観を拡張しパフォーマンスをバックアップ、彼らからの絶大な信頼を得ている。クリエーター集団

引用元:https://rsr.wess.co.jp/2019/artists/lineup/profile/94

REALROCKDESIGNとは、

1996年より活動スタート。以来ジャンルにとらわれず広告、エディトリアル、映像、ウェブ、VJ、3DCG、音楽、空間演出と様々なメディアで活動。「一瞬感じたものをインターフェイスに閉じ込め、目に見えない何かをグラフィックとして落とし込む」をコンセプトに進化し続ける先鋭的ビジュアル・アート・デザイン集団。

引用元:https://iflyer.tv/realrock/

上の説明にあるように、ライティングのYAMACHANG (ヤマカン)とREALROCKDESIGNのビジュアル・アート・デザイン集団が、ショウパフォーマンスを華麗に映し出し、「スターアイランド」の幻想的な世界を創りあげます。

サウジアラビアの建国記念日に日本の花火スターアイランドが召喚されたのはなぜ?

あなたは、サウジアラビアで、今まで観光ビザを出していなかった世界で唯一の国であることは、ご存知だったでしょうか。

実は、サウジアラビアの観光ビザは、2019年9月27日に解禁になっています。

それまで、サウジアラビアを訪問することができるビザは、イスラム教徒の巡礼ビザと商用ビザ、就労ビザのみだったのです。

サウジアラビアは、イスラム教の2つの聖地メッカとメディナがあり、サウジ国王は、イスラムの盟主という立ち位置にあります。
そのため、サウジアラビアは、他のイスラム諸国に比較して厳しい法律が敷かれています。

そのような厳しい法律下で女性の地位は、近隣のイスラム諸国よりもかなり厳しいものでした。

サウジアラビアの目まぐるしい政治改革とは?|海外からアーチストが遠征してくる?

それが、2016年に制定された「サウジアラビアビジョン2030」により徐々に、政治改革が進められて来ました。

2016年までは、音楽や演劇などの芸術活動は、許可されていなかったのです。

それが、2017年には、日本からオーケストラが来たりサウジアラビアの歌手が自国で歌うことができたりとだんだんと規制がゆるくなってきました。

2019年7月にアメリカの人気グループ「BACK STREET BOYS」が「ジェッダシーズン」のエンターテイメントで公演しました。

サウジアラビア観光ビザ解禁の舞台ウラ|政策の改革により女性の地位が向上

2019年10月、日本でも有名なK-POPの「防弾少年団」(BTS)「リヤドシーズン」のエンターテインメントで公演を行ないました

そして、その流れで2019年9月23日のサウジアラビア建国記念日の名誉ある日に日本の花火界を代表する「スターアイランド」が召喚されたのです。

日本は、サウジアラビアから沢山の石油を調達しています。
これからも、日本とサウジアラビアの良好な外交関係が築かれていくことを願っています。

いままで、世界に窓を閉ざしてきたサウジアラビアが自国の経済発展のために、今後も観光客や巡礼客を増やしていく方針です。

そのための政治改革は、必要であり、一方でイスラムの盟主という立場を守りながら推し進めていかなければならないという宿命があります。

サウジアラビア建国記念日に開催されたスターアイランドの花火は、○○○に貢献する任務を担う?

今回、サウジの建国記念日に開催された「スターアイランド」の花火は、このように目まぐるしく政策の改革が進められているサウジで娯楽市場の発展に貢献する任務を担っています。

そしてこのような政治的な背景のもとサウジの建国記念日に開催された「スターアイランド」のコンセプトは、10年後の「サウジアラビアビジョン2030」の成果をめざすものです。

サウジアラビアの一人の野心を抱いた少年がサウジのシンボルであると会話をし見聞を広めるために世界に旅たちました。それから10年後グローバルな価値観を持った彼は、改めて母国サウジアラビアの良さに気づき帰国します。

このように、言葉を使わないで表現する強みを生かし、開催される国のコンセプトに合わせてフレキシブルに作品を創っていくことができるのもこの「スターアイランド」の強みでもあります。

サウジアラビアのジェッダでの初公演の「スターアイランド」が好評だったため、今後もサウジでの開催が予定されています。

10年後のサウジアラビアが、経済発展を遂げて花火のように華麗に変身していることを願ってやみません。

 

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サウジアラビア在住35年以上。孫沢山のアラカンです。ここ2年ぐらいでサウジアラビアの政策がガラリと変更。女性の運転解禁、宗教警察がいなくなった、エンターテイメントの受け入れオーケー。世界遺産5個もあるサウジは、まもなく観光ビザを解禁します。このような規制の多い世界でどのように生きてきたのか?住めば都とはよく言ったものです。

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