中東、サウジアラビアの文化習慣、ワーホリなど海外での異文化体験を書いています。

サウジアラビアの世界遺産であるジェッダ歴史地区について|ジェッダシーズンとは?

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シーシャ
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サウジアラビア在住35年以上。孫沢山のアラカンです。ここ2年ぐらいでサウジアラビアの政策がガラリと変更。女性の運転解禁、宗教警察がいなくなった、エンターテイメントの受け入れオーケー。世界遺産5個もあるサウジは、まもなく観光ビザを解禁します。このような規制の多い世界でどのように生きてきたのか?住めば都とはよく言ったものです。

サウジアラビアの世界遺産(World Heritage Site)であるジェッダ歴史地区(アルバラド)=Historic Jeddahは、サウジ第2の都市ジェッダにあります。

ジェッダは、昔からメッカへの巡礼者の玄関口として栄えてきたので、いろいろな人種や民族が入り混じって住んでいます。

そのため、世界各国の料理、インド、インドネシア、タイ、フィリピン、トルコ、中国、フランス、イタリア、日本料理などのレストランがあります。

この記事では、世界遺産に認定された「歴史地区ジェッダ(アルバラド)=HistoricJeddah」の歴史的建造物やジェッダの歴史について書いています。

サウジアラビアの世界文化遺産であるジェッダ歴史地区とは

2014年に世界文化遺産として登録された「歴史地区ジェッダ(アルバラド)=HistoricJeddah」があるジェッダの街は、3000年の歴史をもつ古い街です。

世界文化遺産になった「歴史地区ジェッダ」に建っている家屋は、約400~500年前に建てられたものです。

石のような建物の素材は、サンゴ礁からできています。

ジェッダは、アラビア半島の西部にあり紅海に面している街なので、サンゴ礁をたくさん入手できたのです。

建物の特徴的な部分は、「ローシャン」と呼ばれる木から作られた窓枠です。

家の内部から外の通りを見渡せますが、外部からは、家の中が見えないような格子状の作りになっています。

また灼熱の太陽の暑さをさえぎる働きもありました。

世界文化遺産登録されているのは、面積約1平方キロメートルの「メッカへの玄関口歴史地区ジェッダ」です。

また、その当時(約400~ 500年)前に作られた要塞の砦の一部も現在まで残っています。

なぜ、そのような砦がつくられたのでしょうか?

ポルトガル人が、16世紀ごろに、インド洋を占領し紅海沿岸も占領しようとしたので、ポルトガル人の侵入を阻止しようと、動画にあるような7つ程作りジェッダの街を要塞化したのでした。(動画の部分では、4分45秒のあたり)

は、ポルトガル人からの驚異だけではなくサウジアラビアの原住民ベドウィンの略奪からも防衛する目的でもあったのです。

サウジアラビア世界遺産「ジェッダ歴史地区」で必ず見学すべき場所ナシーフハウス博物館とは?

サウジアラビアの世界遺産「ジェッダ歴史地区」で必ず見学すべき場所はナシーフハウスです。

ナシーフハウス博物館の見学できる時間は?

午前8時から午後23時55分まで毎日営業

ただし、日曜日は、以下の時間帯になります。

日曜日 8時00分~12時00分 18時00分~0時00分

誰が建てたの?

ジェッダを治めていた大富豪オマールナシーフによって1872年にジェッダの中心部に建てられました。

石(サンゴ礁)、泥、インドから輸入された木材、およびジェッダ沖の沈没した英国船の木材を材料とし、湿気や暑さをさえぎる環境に優しい造りになっているんだそうです。

内部は写真撮影禁止ですから注意しましょう。

私も以前に、ナシーフハウスを一度訪れたことがあります。

ナシーフハウスの階段の足場は、かなり広いなぜ?

4階建てで、階段の足場の奥行きが常識の域を超えてかなり広かったし、傾斜もふつうの階段よりも緩くなっていたので不思議に思ったものです。

その理由は、重い水を上の階に運ぶときにラクダを使っていたからだと知って驚きました。

雨水を集めるタンクも設計されていた?

また、雨水を集めるタンクも設計されているなど昔ながらの庶民の家とは、一線を画す緻密に設計されたお家でした。

サウジアラビアのアブドルアジーズ1世国王がしばらく王室として使用していた?

アブドゥルアジーズ・ビン・アブドゥルラハマーン・ビン・ファイサル・アール・サウード国王は、10年以上にわたって「王室」としてこの家を使用し、ゲストを歓迎し、大広間では、市民の苦情や要求を受けいれました。ここでは、多くの国や大統領との協定の署名がおこなわれてきました。

そして、ファイサルビンアブドゥルアズィーズ国王の時代に、350万リヤルでこの家を購入し、ジェッダ市の事務局がそれを維持し、「ナシーフハウス」を博物館として伝統的な文化的価値のあるものとしました。

 

サウジアラビアのユーチューバー「アナース」さんが紹介しているジェッダの旧市街の動画をみてその世界遺産を実感してみてください。
「ジェッダ歴史地区」の動画は、4分位のところから始まります。
↓ ↓ ↓ ↓

サウジアラビア史上始めて開かれたイベント「ジェッダシーズン」とは?

上の動画は、サウジアラビアで、歴史上始めて開かれたイベント「Jeddah season=ジェッダシーズン」中に撮られたものです。
もし、時間があったら10分位で見れますので、のぞいてみてください。

Jeddah season=ジェッダシーズン」とは、学校の夏休み期間、2019年6月と7月の間の40日間のイベントのことを言います。

このイベントには、今まで、音楽イベントが禁じられていた国に K-popやアメリカのグループシンガーなども登場しました。

もちろん、音楽イベントは、この「ジェッダ歴史地区」では行われません。

空港から近い場所にある「King Abudullah Sport City」で行われました。

Super Junior」やアメリカの「Back Street Boys」など有名な歌手も招へいされ、サウジアラビアの今までにないエンターテインメントの取り組みが行われました。

2019年11月~2020年1月のあいだには、サウジアラビアの首都リヤドで「Riyad season=リヤドシーズン」が開催されて大盛況を博しました。

予定では、11月と12月の60日間だったのですが、年をまたいで、1月中旬ごろまで続けられました。

このイベント「Jeddah season=ジェッダシーズン」中、世界遺産がある「ジェッダ歴史地区(バラド)」でも、いろいろなイベントが執り行われていました。

今から400~ 500年前の「ジェッダ歴史地区(バラド)」で当時の人々が暮らしていた様子も、演劇によりみることができますよ。
また、ひよこ豆を使用した「バリラ」と呼ばれるおやつ代わりになるローカル食や素朴なアイスキャンディーなども売られています。
また当時の歴史的建造物の特徴ある窓枠のローシャンと呼ばれる木の格子づくりの展示コーナーもあります。
この動画の中ので、日が沈んでから、急にお店のシャッターが閉ざされますが、これは、お祈りの時間には、30分位お店を閉めなければいけない規制があるからです。
モスクの高いミナレット(お祈りの呼びかけをする塔)も灯りがついて幻想的な雰囲気になります。
近くにモスクがあればお店の店主もお祈りに赴くことができるからいいですね。
お祈りする場所は、女性と男性では、別々の部屋で執り行われます。

 

Jeddah season=ジェッダシーズン」は、この世界遺産「ジェッダ歴史地区(アルバラド)」ばかりでなく、ジェッダ市内で5個所にわたり様々なイベントが繰り広げられています。

その場所への移動には、無料のシャトルバスを利用できます。

サウジアラビアの夏のイベント「ジェッダシーズン」の行われた場所

サウジアラビアの夏のイベント「Jeddah season=ジェッダシーズン」は、以下の場所で行われました。

  • Water Front
  • Obhor
  • Historic Jeddah
  • Alhamraa
  • Aljohara

Water Front

紅海に面した海岸沿いで行われました。

Obhor

ジェッダ市内から車で30~ 45分位のところにある海のリゾートホテルが隣接する場所でプライベートビーチとパブリックビーチがあります。

Guide To Obhur

Historic Jeddah

Historic Jeddah=ヒストリックジェッダ(ジェッダ歴史地区)

これは、この記事で説明しているサウジアラビアの世界遺産の「ジェッダ歴史地区」のことですね。

地元では、「アルバラド」と呼ばれています。

また、「歴史地区ジェッダ」の旅行記を書いたEsra(イスラー)さんのブログにとても素敵な「アルバラド」の写真がのっていましたので参考にしてください。

https://arabianwanderess.com/blog/historic-jeddah

Alhamraa

Aljohara

地元では、「Aljohara=アルジョハラ」と呼ばれている「キングアブドゥラースポーツシティ=King Abudullah Sport City」内でいろいろな音楽イベントなどが行われました。ここで、K-pop「Super Junior」やアメリカの「Back Street Boys」、またサウジアラビアやレバノン、エジプトなどのアラブの歌手の公演も開かれました。

終わりに

サウジアラビアの世界遺産「Historic Jedda=ジェッダ歴史地区」は、400年~500年前に建てられた建造物が今まで取り壊されずに残っています。

そこを訪れると、ふと、タイムトンネルで時間を超越して昔のアラビアの街に踏み込んだような不思議な感覚にとらわれます。

夏場は、日中は暑い(45度以上)ので、午後5時以降に訪問したほうがいいでしょう。

また夜は、歴史的建造物がライトアップされてきれいですよ。

その中でも、ナシーフハウスは、博物館として解放されているので、是非見学してみてください。

写真撮影は、禁止されているので注意してくださいね。

夏場に行われる「Jeddah season=ジェッダシーズン」も見どころ満載ですが、日中は暑いので、夕方からお出かけしたほうがいいですよ。

 

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サウジアラビア在住35年以上。孫沢山のアラカンです。ここ2年ぐらいでサウジアラビアの政策がガラリと変更。女性の運転解禁、宗教警察がいなくなった、エンターテイメントの受け入れオーケー。世界遺産5個もあるサウジは、まもなく観光ビザを解禁します。このような規制の多い世界でどのように生きてきたのか?住めば都とはよく言ったものです。

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